科目によって少し違いますが、医院の診察室・処置室・手術室付近には消毒・準備用の作業台が必要です。
一般的には流しシンクと作業台が必要でオートクレーブ等を置かれています。
歯科の場合は準備コーナーで衛生士さんが印象材を練ったり、かなり作業をされるので作業台の間口も広くなります。
歯科の場合は作業を立位でされるので作業台の高さも90㎝と少し高めで設定します。
詳しくはこちらをご覧ください。→ 歯科医院02;消毒・準備コーナー
歯科以外ではふつうは85㎝に設定しています。
診療科目によっては準備コーナーに汚物流しが必要な場合もあります。
シンクは自動水栓や光電式の水栓が必要な場合もありますので、水栓の選択には注意してください。
給湯が必要なため電気温水器を作業台下に設ける場合もあります。
冷蔵庫を組み込むこともあるので事前にいろいろな機器の設置位置を調整する必要があります。
また、内視鏡を使われる場合は内視鏡洗浄のため巾1mくらいのジャンボシンクが必要となることがあります。
準備コーナーはバックヤードですが、患者さんから見える場合もありますので、シンプルなデザインになるようにしています。
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