「泊まれる学校」をコンセプトにし、2016年3月に廃校となった小学校の1階の一部を簡易宿所に用途変更し、人々の交流の場として活用するプロジェクトです。
建物自体は2001年に竣工しており、耐震上の問題はありませんでした。
主に以下の改修を行いました。
- オープン教室を移動式間仕切で仕切り宿泊室(大部屋)を設置。
- 生活科室をリノベーションし浴室・脱衣室を設ける。
- 食堂にキッチン、カウンターを設ける。
- トイレの改修(便器を洋式に、ブースの有効寸法を広げる)
- 洗濯機コーナーを設ける。
- 上記に伴う、電気・衛生・空調換気工事。
上記以外に、用途変更の法規制に伴う改修工事も生じました。
- 学校は排煙設備免除のため用途変更に伴う排煙窓、防煙区画の設置。
- 異種用途区画の形成。
- 誘導灯の設置
等の対応が必要となりました。
学校のイメージが残るように、できるだけ現状をいかしながら改修工事を行いました。
泊まれる学校おくも村
(旧大芋小学校改修工事)
丹波篠山市中500
okumomura.com
改修工事
2019年11月完成