病室のある医院ではシャワー室が必要となります。
今まで産婦人科医院でシャワー室を何度か作りましたが、
左右にアームのついた全身シャワータイプのもの(『シャワー・ド・バス』や『座シャワー』)が比較的好まれるようです。
「10ヶ所のノズルから微細なシャワーを噴出し、からだ全体を包み込むので、お湯につかるのと同じように全身が温まります。」というのがメーカーの謳い文句です。
『シャワー・ド・バス』は立位でも座位でも使えるのが便利で、『座シャワー』は座位専用でしたが、その後『Theシャワー』にリニューアルし、こちらも立位・座位どちらでも使用できるようです。
洗髪や洗顔用のハンドシャワーもついています。
シャワー室そのものはユニットだと寸法的におさまらないので、在来工法仕様で床は防水してタイル貼り、壁天井はバスパネルを使いました。
妊婦の方も使われるので脱衣室はできるだけ広目にし、洗面ミラーも大きくしています。
産後の方にお風呂気分で気持ちよく汗を流し使っていただいていると思います。