診察室は科目によって置かれる医療機器も異なり、必要面積も変わります。
内科系、婦人科、耳鼻科、眼科、歯科等それぞれの特色に合わせて対応が必要です。
一般的な内科系ではドクター机の上にはPCモニターが置かれ、机の幅は1.5~1.8m位が標準です。
机のまわりに本棚や書類入れを要望される場合もあります。
電話は必ず必要で、呼び出しマイクの必要な場合もあります。
診察室内のレイアウトですが、
患者さんがドクターの右手方向から入るか左手方向から入るかを気にされる先生もいらっしゃいます。
利き手とも関係するかもわかりませんが、私の知る限りでは半々のように思います。
診察室で私が気になるのは、先生と患者さんの椅子です。
せっかく新しい医院なのに古ぼけた安っぽい椅子では台無しです。
患者さんは身体が接するので結構気になるものだと思います。
ですから診察室の椅子はできるだけ良いものを使われるようにアドバイスしています。
特にドクターの椅子は長時間座っておられるので、すわり心地が良く機能性・デザイン性に富んだものを使われることをお薦めします。
私の経験上、患者さんに好感をもたれると感じています。