歯科医院の診察室は歯の治療を行うため十分な明るさが求められます。
かつてはいわゆる蛍光灯の照明器具が一般的でしたが、照明器具が大きいため患者さんの眩しさや美観上の問題がありました。
私がかつてよく使った照明器具はコンパクト電球のダウンライトタイプのもので24㎝角位のものです。
ヘッド付近に配置しますがグレアにならないように位置には十分気をつけています。
各チェアーに2ケ設置して十分照度は確保でき、補完的にダウンライトを配置します。
治療のために大事な照度と患者さんのグレアを防ぐバランスが大切です。
なお、近年LEDが主流となりましたので、今はLEDを使います。
また、診察室の中が昼白色だけで白っぽくなるのも殺風景なのでソフトな光を壁面にあてたり、
ブラケット照明を設けたりしてできるだけやさしい雰囲気を演出できるように工夫しています。
患者さんにやさしい歯科診察室にしませんか?