バリアフリーやユニバーサルデザインに関する条例が各自治体で制定され、建築確認の際に適合されていることが求められるようになり、
バリアフリー・ユニバーサルデザインの考え方が一般化してきました。
用語の説明ですが、
【バリアフリー】は障害者・高齢者等の生活弱者を想定し物理的障害を取り払うという考え方です。
【ユニバーサルデザイン】は障害者・高齢者のみならず健常者も含め誰もが使いやすい施設を作るという考え方です。
自治体により規制が微妙に違いますが、医院においては主に以下の項目への対応が求められます。
・建物の出入口
・廊下
・階段
・居室の出入口
・便所
・駐車場
・エレベーター
・受付カウンター
・視覚障害者誘導ブロック
これらの項目に関して寸法、手摺・スロープの設置などの非常に細かい規定が設けられています。
新築工事の場合は確認申請に際して対応が必要ですが、
確認申請を伴わないリフォームの場合も、できるだけユニバーサルデザインに配慮することが大切です。
なお、リフォームでも規模や内容によれば条例に基づく協議申請を求める自治体もあります。
医院・歯科医院の新築、内装、リフォームはお気軽にご相談下さい。