医療設備01;医院・歯科医院の医療設備

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医療施設では医療器具に伴う設備配管が必要となりますが、科目によって内容は様々です。

医療設備の配管は専門業者の責任施工となる場合と、配管は建築会社で行い医療器具メーカーが接続を行う場合があります。

この工事区分は費用負担にリンクしますので設計段階で明確にする必要があります。

酸素ガスなどの特殊な設備はメーカーが責任施工で配管しますが、一般的な給排水・電気設備は建築会社が配管・配線を行い、医療器具メーカーが接続することになります。

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新築の場合は配管・配線のルートをフリーに考えやすいのですが、リフォームやビルインの場合はいろいろな制約があります。

RC等の既存壁のはつり・撤去ができない場合は配管・配線を隠すために壁を膨らませるか、配管カバーをすることになります。

また近年は医療設備もレントゲンはじめIT化が著しく色々な種類のLAN配線が増えています。

設計段階で医療器具メーカーに配管・配線、仕様を図面化してもらい調整することが必要となります。

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医療設備機器は診療科目によって特殊なものが多々ありますので、早い段階で工事区分と設備容量を明確にする必要があります。

歯科医院の場合

歯科医院で重要な医療設備配管にエアーとバキュームがあります。

通常エアー、バキュームの配管は建築会社が本体から端末までVPで行いますが、設計段階で医療器具メーカーに必要な配管・仕様を図面化してもらい調整します。

口腔外バキュームを使用する場合は菅径が太いため早い段階で調整するのがベターです。

コンプレッサー、バキューム本体の設置場所も歯科医院の計画では重要なポイントです。

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コンプレッサー、バキューム本体はかなり発熱するので給排気が必要となり、温度サーモでコントロールします。

ベランダ等の屋外に設置する場合は雨や音の問題で四方囲う必要があり、近隣への騒音の問題も配慮が必要です。

室内に置く場合も患者さんへの騒音の問題があります。

機器本体もかなり大きいのと点検スペースも必要なので、計画当初から十分、設置位置を検討する必要があります。

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技工室を設ける場合は粉塵や臭気の問題があり、容量の大きい換気設備が必要となります。

歯科医院は診察台も多く、医療設備の配管がたくさんありますので設計段階で十分検討する必要があります。


 

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