診察室01;診療科目による診察室の構成

診察室01;診療科目による診察室の構成

今まで、内科系・整形外科・産婦人科・耳鼻咽喉科・小児科・歯科等の医院の設計を行ってきました。

診療科目によって医院の診察室は機能性や医療設備が異なるため診察室の構成や面積も異なります。

 

内科系

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一般内科では個室系の診察室が一般的でドクターの机とベッドが置かれます。

エコーなどの医療器具が使用されます。

隣接して処置室を設けることが多いようです。

 

整形外科

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整形外科ではレントゲンを使うことが多いので、モニターでレントゲン写真を説明されます。

モニターはドクターの机に置くか壁面に設置することになります。

処置室は隣接するか、カーテンで仕切って処置コーナーとする場合もあります。

 

産婦人科

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産婦人科は診察室ではエコーを使いますが、パーティションで仕切って内診室を隣に設けます。

内診室に入る前に着替えのスペースが必要となります。

診察室内に中待合を設ける場合もあります。

結構広いスペースが必要となります。

内診台には排水設備が必要となり専用のトラップを設けます。

1診、2診に分けて出入口も分離することもあります。

 

耳鼻咽喉科

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耳鼻咽喉科の診察室はオープンなタイプの場合もありますが、患者さんのプライバシーや医師数の問題もあり、ローパーティションで診察ブースを設ける場合もあります。

耳鼻科診察ユニット、患者さんの耳鼻科用チェアー、内視鏡ユニットが診察セットとなります。

詳しくはこちらのページをご覧ください。
耳鼻咽喉科02;診察室

 

眼科

視力検査を終えてから診察室に入るのが一般的で、視力検査室に中待合用の椅子が置かれます。

診察室は眼科用の診察台やカメラが置かれ細かい検査を行います。

検査結果は写真や画像で説明されることが多いようです。

基本的に暗室にする必要があるので照明計画が重要です。

 

歯科

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歯科の診療はチェアー(歯科用診察台)の上で行われます。

かつては診察室にチェアーをオープンに並べるケースもありましたが、

プライバシーの問題もありローパーティションで診療ユニットを仕切るのが一般的になりました。

個室を設けることもあります。

診察ブースの寸法は2.4m×2.7m程度が適当ですが、プランによればもう少し小さくできます。

患者さんが仰向けで診療を受けるため、グレアにならないような照明計画をする必要があります。

消毒準備コーナーが、診察室内もしくは隣接する位置に必要となります。

バックヤードとなるのでスタッフの動線を考慮のうえ、患者さんの気にならないようにレイアウトするのが大切です。

歯科診察室のパーティションについてはこちらのページでも詳しく説明しています。
歯科医院03;診察室のパーティション

 

まとめ

このように診察科目によって診察室の考え方やレイアウトは大きく異なります。

初めて手掛ける診察科目の医院の計画をするときは、はじめに診察の内容や医療設備の種類を詳しくヒアリングし調べるようにしています。


 

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