今回は、クライアントのひとりである石澤整形外科の石澤様ご夫妻に、建築完成後の使用感を含め、お話をうかがいました。

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Q.エーアイアーキテクトスタジオを知ったきっかけは?

A.たまたまとある建築家の設計した住宅の完成披露パーティに参加した際、名刺交換をした記憶があります。
ただ、その時は設計をお願いするとは全く思っていませんでした。
その後、勤務医だった私が父の後を継ぐ時期になり、現在の医院を建て直す事になりました。
もう勤務医も退職し、お正月は新しい建物で、なんて思っていたのに、設計も固まらないまま年を越してしまい途方に暮れていたんです。
2002年2月のことでした。
そんな時、妻の友人からエーアイアーキテクトの池上さんをご紹介いただいたんです。
そう、たまたま名刺交換したことが私どもにとっては幸運だったのかもしれません。お蔭様で、その年のうちに完成いたしました。

Q.建築家「池上明」の印象はいかがでしたか?

A.率直に「面白そうな方」だと(笑)。
池上さんが、関西国際空港ターミナルビルの設計で非常に難しいプログラムを実現化されてきた方と聞いておりましたので、安心できる方だという印象がありました。

また、いわゆるアトリエ建築家にありがちなデザインを理由にしたスケジュールの遅れや、コストの大幅なアップもありませんでした。
むしろコストは、こちらが無理難題を言ったにもかかわらず、よく抑えてもらったと思っています。
まかせられる建築家ですね。

Q.医院の設計で気に入っておられることは?

A.バリアフリーには非常に満足しています。
池上さんが豊中まちづくり委員をされているからでしょうか。バリアフリーについては、しっかりとした考えを持っておられます。

また、この建物の設計によって新規顧客獲得ができていることを感じ取っています。
私どもの医院では来院者にアンケートをとっているのですが、皆さんからは「モダンで明るくなった」「バスからもよくわかる」等の声をいただいています。

さらにスタッフ側からの使用感ですが、細長い敷地の利点を活かしてスタッフ用の動線が設けられており、患者さんを煩わせることなくスタッフが移動できるため非常に使いやすくこれも満足しています。

Q.医院の設計でもう少し工夫したかった点は?

A.下駄箱の棚板の間隔が狭く少し使いにくいこと、ベッドを囲うカーテンレールの位置に余裕がないこと、待合室の照明が本を読むには少し暗かったことぐらいでしょうか。
運用で耐えられる範囲ですので特に大きな問題にはつながっていません。
しかし、問題になればすぐに相談できるというので安心しています。

Q.エーアイアーキテクトスタジオに依頼して良かった点は?

A.この場所は、元々池だったところなので、地盤が悪く、杭でかなりコストアップになる場所でした。
また、改築も同時にお願いしていたのですが、改築は手間もかかり、不確定要素が多く、コスト算定が難しいものなのだそうですが、先ほどもお話しましたように、ほとんどストレスなく、信頼して任せることができました。

医院と共に自宅も設計してもらっているのですが、60平米弱のエリアに、家族の要望を全部詰め込んだんですが(笑)、以前住んでいたマンションより実質面積は狭くなっているにもかかわらず、無駄な空間が非常に少ないため、かえってゆったり暮らすことができています。
また、どうしても作っていただきたかった屋上もコスト範囲内で設計していただきました。

建築家とクライアントには相性があると思うのですが、そういった意味でもかなりよい関係で進めれたと思っています。

この建物は、既存のメーカーや設計に弱い工務店では絶対に実現できなかったと思います。
もし、現状に困っている、迷っている方がおられたら、一度エーアイアーキテクトスタジオに相談
されてみてはいかがでしょうか。現実的でかつ具体的な解決策を提案してもらえると思います。

インタビュア文責:ILD:山口

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